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リーガ・エスパニョーラのダービーは熱くて面白い!7つのダービーまとめ

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今週末には第3節があるリーガ・エスパニョーラですが、セビージャFC対レアル・ベティスを筆頭に熱く激しいローカルダービーが存在します。それぞれのクラブにまつわる歴史は選手だけでなくその地方に住むサポーターにも関係しており、応援する人々を熱狂させるものです。

またナショナルダービーと言われるクラシコはスペインだけでなく世界中の人々の視線を釘付けにするほどであり、すでに地元の人だけのものではなくなっています。

そんな人々を熱狂の渦に巻き込むような7つのダービーを本日はご紹介したいと思いますので、日程とともに参考にしてみてください!

1番目 FCバルセロナ対レアル・マドリードのエルクラシコ

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ダービーというと地方都市対抗のローカルダービーを連想しますが、FCバルセロナ対レアル・マドリードのクラシコはスペインのナショナルダービーと称され、世界中が注目する一戦です。イングランドですとマンチェスターユナイテッド対リバプール、イタリアだとユヴェントス対インテル・ミラノなどがありますが、スペインは首都のマドリードと商都のバルセロナの対決となっています。

では、なぜこの2チームの争いがナショナルダービーと称されるようになり、ライバル関係になっていったのでしょうか?それは、1939年にスペイン内戦後にできたフランコ独裁政権によるカタルーニャの弾圧が関係しています。

カタルーニャは政治経済だけでなく文化面でも徹底的に弾圧され、それと同時に中央政府の支援を受けて力を伸ばしてきたのがレアル・マドリードです。その頃に形成された「意識」が現在のライバル関係を生んでいると言えます。

そして近年はこの2チームの力は拮抗しており、非常にレベルの高い試合が毎試合繰り広げられていて、世界的にも話題を集め、昨シーズンは170カ国で放送され約6億人以上が視聴しました。

2017〜2018シーズンのクラシコの日程は2017年12月20日(水)レアル・マドリードのホームで、2018年5月6日(日)にバルセロナのホームで試合が開催されます。エンターテインメント性溢れる試合となることは間違いないので、ぜひ観戦してみてください。

2番目 レアル・マドリード対アトレティコ・マドリードのマドリードダービー

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マドリードダービーはレアル・マドリード対アトレティコ・マドリードというマドリード市に本拠地を置くチーム同士の対決です。この2チームの対戦はクラシコと同様に政治的な側面が強く、エスタブリッシュメント(既存の体制側)なチームのレアルとそれに対抗するアトレティコという関係性です。

サポーターもレアルは富裕層、アトレティコは労働者階級に人気があり非常に熱狂的です。

この2チームにバルセロナを加えた3チームがスペイン3大名門クラブに並び称されていますが、チャンピオンズリーグなどではたびたびレアルがアトレティコの前に立ちはだかっており、力関係はレアルに軍配が上がります。しかしリーグ戦ではシメオネ監督が2011年にアトレティコの監督に就任してからは互角以上の試合を見せることもあります。

2017〜2018シーズンの日程は2017年11月19日(日)アトレティコ・マドリードのホームで、2018年4月8日(日)にレアル・マドリードのホームで試合が開催されます。レアルはあまり隙がなく最強のチームではありますが、アトレティコが善戦することでリーガも盛り上がりますのでいい試合になることを期待したいですね。

広義にはヘタフェというチームも

レアル対アトレティコがマドリードダービーとご紹介しましたが、広義にはヘタフェとラージョ・バジェカーノというチームも入ってきます。特にヘタフェは今年1部に上がったクラブですが、レアルやアトレティコとはライバル関係ではなく、若手の選手などをレンタル移籍させることもあり関係は良好です。力の差もありますが、日本人の柴崎選手も加入したので要注目のカードです。

2017〜2018シーズンの日程ですが、レアルとは2017年10月15日(日)ヘタフェのホームで、2018年3月4日(日)にレアルのホームで試合が開催されます。アトレティコとは2018年1月7日(日)アトレティコのホームで、2018年5月13日(日)にヘタフェのホームで試合が開催されます。

3番目 FCバルセロナ対RCDエスパニョールのバルセロナ(カタルーニャ)ダービー

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バルセロナダービーはFCバルセロナとRCDエスパニョールというカタルーニャ州に本拠地を置くチーム同士の対決です。カタルーニャ州はスペインの自治州となっており、未だに独立運動が起こるほどに強烈な民族主義が存在し、ニュースでご覧になったことがある方もおられることでしょう。

そのため両チームは共通してレアル・マドリードやスペイン国家に対してライバル意識があります。しかしエスパニョールは正式名称に「レアル」が入っており、「王立」を意味する言葉なので地元ではバルセロナの方が人気です。

また近年はバルセロナがリーガ・エスパニョーラとコパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグという3冠を達成するなど国内外で圧倒的な結果を残し、世界的な知名度も獲得しています。そのためバルセロナの選手やサポーターはどちらかというとエスパニョールよりレアル・マドリードに対抗意識を燃やしていることが多いです。

とはいえ、こちらも歴史あるダービーですので毎年盛り上がる試合となります。2017〜2018シーズンの日程は2017年9月9日(土)バルセロナのホームで、2018年2月4日(日)にエスパニョールのホームで試合が開催されます。

4番目 セビージャFC対レアル・ベティスのセビージャダービー

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セビージャダービーはセビージャとベティスというスペインのアンダルシア州セビージャに本拠地を置くチーム同士の対決で、スペインでもっとも熱く激しいダービーと言われています。毎年の両チームの対戦では、選手だけでなくサポーターもライバル意識をむき出しにして、時には過激になり事件が起きるほどです。

そんなライバル意識は両チームの成り立ちに深い関係があるからに他なりません。元々この2チームは1つのクラブでしたが、分裂した経緯があります。

1907年にセビージャFCが設立され活動していきますが、当時のクラブは労働者階級出身の選手と契約することを拒んでいました。そのことに反発した一部のチーム関係者が設立したのが現在のベティスです。

そのためセビージャは富裕者層のファンが多くおり、逆にベティスには労働者階級のファンがたくさんいます。つまりこの対戦は富裕者層と労働者層の代理戦争と言えるような要素を含んでおり、強烈なライバル意識が存在するのもうなずけますね。

近年はセビージャが安定して1部で結果を残していて、毎年10位以内をキープしています。またUEFAヨーロッパリーグを3連覇するなど国内だけでなく国外でも良い成績を残し知名度は確実に上昇中です。逆にベティスはこの10年間で2部への降格を2度経験するなど少し不安定なところを見せています。しかしこの対戦となると話は別で、非常に白熱した試合になることは間違いないです。

2017〜2018シーズンでは2018年1月7日(日)セビージャのホームで、2018年5月13日(日)にベティスのホームで試合が開催されます。画面で見るだけでも熱狂的な雰囲気が伝わるような試合になるのでぜひ観戦してみてください。

5番目 アスレティック・ビルバオ×レアル・ソシエダのバスクダービー

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バスクダービーはアスレティック・ビルバオとレアル・ソシエダというバスク州に本拠地を置くチーム同士のダービーです。このローカルダービーは一つ前のセビージャダービーのようなライバル心むき出しのような感じではなく、友好的で穏やかなダービーとなっています。

その理由として、バスク州はスペイン国内の自治州となっており両チームのサポーターはスペインという国家に対して複雑な意識があり、またこの地域や下部組織出身の選手を大事にするという共通の価値観などがあるためです。

そんな価値観がある両チームは、長らくバスク州出身選手限定のチームでした。しかしソシエダは1989年に外国人選手を獲得して以来その方針は撤廃され、またビルバオは未だ続いていますが比較的緩くなってきています。

長年そのようなチーム状況でしたので選手の獲得などは限られた状況でした。しかし、これまでこの2チームはリーガでも複数回優勝した実績がありレアル・マドリードやバルセロナに対しても非常にいい勝負をします。

2017〜2018シーズンのこの2チームのダービーは2017年12月17日(日)アスレティック・ビルバオのホームで、2018年4月29日(日)にレアル・ソシエダのホームで試合が開催されます。リーガの中でも魅力あるサッカーをする両チームのバスクダービーですので、ぜひチェックしてみてください。

6番目 バレンシアCF対ビジャレアルCFのバレンシア州ダービー

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バレンシアダービーはバレンシアCFとビジャレアルCFというバレンシア州に本拠地を置くチーム同士の対決ですが、以前はバレンシアとレバンテの試合を指しました。しかし近年のビジャレアルの躍進によってレバンテがビジャレアルに置き換わった形となっています。

バレンシアは1919年に創設されて以来、リーガでは6回優勝を経験しており中でも記憶に新しいのは1990年代後半から2000年代前半の躍進です。それからは巨額の負債で少し低迷してはいますが、2014年にシンガポール人の実業家がクラブを買収し復活のきざしが見えてきました。

またビジャレアルは1923年に創設されてから、長らく地域リーグで活動しています。転機となったのは1997年に世界的タイルメーカーの会長である、フェルナンド・ロイグ氏がクラブの会長に就任したことでしょう。その後1年で1部に昇格し、以後は1部でも上位に入ることが多く、2005〜2006シーズンのチャンピオンズリーグではベスト4に入ります。

2000年前後の活躍で日本人のファンも多くいるバレンシアと近年躍進を遂げているスモールクラブの代表ビジャレアルは、レアル・マドリードやバルセロナ、アトレティコ・・マドリードに次ぐ勢力とみられておりこの2チームの対決はレベルが高いです。

2017〜2018シーズンは2017年12月20日(水)にバレンシアのホームで、2018年5月6日(日)にビジャレアルのホームで試合が開催されます。

7番目 セルタ・デ・ビーゴ対デポルティーボ・ラ・コルーニャのガリシアダービー

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ガリシアダービーはセルタ・デ・ビーゴとデポルティーボ・ラ・コルーニャというガリシア州にあるクラブ同士の対決にも注目しましょう。

セルタがある都市ビーゴは人口29万人、デポルティーボがある都市ア・コルーニャは人口24万人と、ガリシア州においてそれぞれ第1都市と第2都市という関係性です。またガリシア州はビーゴ(南部)とア・コルーニャ(北部)を中心とする南北の歴史的な対抗意識があり、それはこの試合にも影響します。

近年の成績ではセルタは1990年代後半から2000年代前半において良い成績を残しており、デポルティーボに関しても1990年代から2000年代前半まで黄金期と言えるような躍進を見せてました。特にデポルティーボはハビエル・イルレタ監督が率いた1999〜2000シーズンにリーガ初優勝、その4年後にはチャンピオンズリーグでもベスト4に食い込むなどヨーロッパの舞台でも活躍します。

その後は両チームとも低迷期を迎えてしまいますが、地方チームの活躍はそのリーグの盛り上がりに関係してきますので、また復活してリーガを盛り上げてもらいたいところです。

2017〜2018シーズンの日程は2017年12月20日(水)にデポルティーボのホームで、2018年5月6日(日)にセルタのホームで試合が開催されます。

最後に

以上、7つのダービーをご紹介しました。この内容からわかるようにスペインという国は、首都のマドリードを中心として複雑な関係があります。それはサッカーのクラブにも深く関係しているため、所属する選手や応援している人々はダービーに負けるわけにはいかないのです。

またリーガ・エスパニョーラ自体非常に面白いリーグですが、そこに人々の熱狂が合わさることでよりエンターテインメント性が加わります。背景を知ればより応援しがいが出て観戦が楽しみになりますので、ぜひこの記事を参考にリーガ・エスパニョーラを見てみてください。

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