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キャビンの評価(感想・レビュー・口コミ※ネタバレ有)

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キャビンのあらすじ

デイナ・ホールデン・マーティ・ジュールズ・カートの5人の大学生は、近郊の森にある小屋で一緒に週末を過ごそうと計画していた。
小屋向かう途中、小屋までの行き先を尋ねるためにガソリンスタンドへ立ち寄ったのだが、ガスリンスタンドの店員から小屋にまつわる不吉な話を聞いてしまう。
無事に小屋や着いた5人は週末を楽しもうと考えていたが、その夜、突如として地下室の扉が開き、物が散乱した薄暗い部屋の中で、デイナが日記を発見する。
ペイシェンス・バックナーという少女の日記だった。
その日記には、バックナーという一家が犯した恐ろしい罪の数々が記載されていた。
日記の最後には謎のラテン語が記載されており、デイナがその文を読み上げた途端、森の中に埋められていたバックナー一家の死体が起き上がる。
小屋を目指して歩き始めたバックナー一家の死体は、大学生らを皆殺しにしてやろうと小屋を襲撃。
実は、この森の中や小屋を監視している者がおり、薬物などによって大学生らの行動を誘導し、怪物が大学生らを殺しやすい状況を作り出していたのだった。

監督:ドリュー・ゴダード
制作年:2012年
制作国:アメリカ

キャビンの評価(感想・レビュー・口コミ)

「キャビン」はホラー映画好きにはたまらない作品です。
それはほかのホラー映画より怖いからではありません。ホラー映画の定番を逆手に取った「あるあるネタ」が満載だからです。
この映画はホラーというより、ブラックコメディに近い作りになっています。
この映画でとくにお気に入りなのは、ホラー映画の定番(たとえば犠牲になるのは若者で、人数はたいてい5人で、それぞれ「淫乱」「戦士」「学者」「愚者」「処女」と役割が分かれていて・・・)には、実はカラクリがあるという設定です。
そのカラクリを操っているのは、2人のぱっとしない中年オヤジでして、彼らがああでもないこうでもないと言いながら、ホラー映画内の若者たちを血祭りにあげていきます。
さらにユニークなのが、同じような施設が世界中にあるという設定でして、それは日本にもあります(日本では、ジャパニーズホラー的な要素満載で若者たちを怖がらせています。そういった遊び心も面白いです)。
こういったユニークな設定は、「トゥルーマンショー」にも似ています。
難しいことは考えずに、楽しめる作品です。
(38歳・男性)

日本にも人柱という人間以外の精霊や悪魔の魂の鎮魂を願う儀式が伝承されていた地域もありますが、まさしく、人間以外のものへの生贄を探す人間たちとその餌食になるターゲットの若者たちという設定がとても見やすい。そして興味深いのは人間のチームが何も知らない若者を覗き見ているというシチュエーションに萌える人が多いと思います。
5人の生贄を作らないといけない研究チームは、若者を裏から監視していくのですが、それがいやらしい。
一人は淫乱のものから生贄にするために、男女の恋仲と言ってもラブシーンを待ち構えます。ホラーとエロチシズムは紙一重ですが、見ていて盛り上がるという感想が多いと思います。結局、生贄のチャンスや仕掛けには凝っており、そこが見どころではありますが、結果、生贄に失敗して人間ではない何者かを怒らせてしまうのです。
作品は何者かが目覚めた瞬間で終わっていますが、人間の大人研究チーム)でさえ、このものにコントロールされた歯車だったことがわかるという、なんとも人間の無力を感じる終わり方が信憑性があるといえます。
(21歳・女性)

私がキャビンという映画を見て思ったのはこれはホラーのジャンルにあってホラーではない点で好きだと思いました。
本来ホラー映画は見ていてずっと笑ってしまうという事はないです。

もちろん中にはふざけたホラー映画があるのは確かです。ですが、そういうホラー映画の場合は
タイトルからしてすでにふざけているのが普通ですがこのキャビンという映画はタイトルは全くふざけてないです。

なので最初は純粋にホラーを楽しむつもりで見ました。ですが、いざ見てみるとタイトルからは想像がつかないくらい
楽しい内容で最初から最後まで楽しめました。

この映画がすごいと感じたのはタイトルでふざけていない点だと思いました。
おそらくホラー映画でタイトルがキャビンという事だけ聞いてもそれで笑える映画だと思って見る人はいないと思います。

なのでこの映画を見て私が思ったのはまさかタイトルでふざけずに内容のみでふざけてきたかという感じでした。
それが良い方向に転がって面白かったと思いました。良い意味でホラーの概念を壊した作品です。
(46歳・男性)

この作品は、ホラーなのかスペクタクルなのかパニックなのかまたなサスペンスなのか、ひとつのカテゴリに決めてしまうのが難しい映画です。
幽霊、モンスター、ゾンビ、エイリアンなど、通常では存在が疑わしい恐怖、怪奇の現象を、ある会社が一手に取り扱っていて、社員は極めてビジネスライクに怪奇現象を誘導していくという設定がとても斬新です。
そして、見守る被害者達はハッピーエンドのホラー映画のように、惨劇を逃れて生き残るような事は無く、地獄絵図の中見事に全滅していくのです。
社員達はと言うと、生死を見守る悲壮感やリアリティは全く無く、どんなストーリーで壊滅に至るのかをバクチにして懸けの勝敗に一喜一憂、陽気な事この上ありません。
観客はここに至ってもこの設定の全体像が見えて来ません。ゴーストバスターのようなコント映画なのか、リアルか虚構か、果たして夢オチか。
しかしそれは、ストーリーが進むにつれて少しずつ見えてきます。社員の口に上った「クライアント」の存在から、この会社がどんな目的で存在するのかが次第に明らかになりつつある中、怪奇現象をコントロールするシステムに小さなトラブルが生じて、全てのモンスター達が開放されてしまい、社員達も全滅。地上に放たれた幽霊やモンスターは暴れ放題。この手のつけられない最悪の事態にどうやって結末をつけて映画を終わらせるのか。
一部始終を見ていた「クライアント」が憤慨して結末をつけてくれるのですが、それがまた予想を超えた極端な結末で、ここへ来てアメリカ映画らしい痛快なパターンに落ち着くと言う、なんとも不思議な映画でした。
(19歳・女性)

あまり期待していなかったのですが、「キャビン」はこれまで観たホラー映画の中ではかなり面白かったです。
若者5人で田舎の別荘に行ったところ、何者かに襲われるというのは、ホラー映画の王道です。「キャビン」の場合は、ストーリー設定に捻りがあり謎の組織が出てきます。
この組織は、若者たちの行動を逐一監視しています。
別荘には、様々なアイテムがあり、選ぶアイテムによって彼らを襲うモンスターが変わります。モニターで監視している組織のスタッフは、どのアイテムが選ばれるか賭けをしています。
この映画は、ホラーファンのために作られたような映画で、完成度はとても高いです。
シニカルな部分とコミカルな部分が融合したホラー映画は、日本ではあまり見かけないので新鮮でした。
謎の組織や組織のクライアントなど、観ていると様々な謎が出てきます。その謎を自分なりに解きながら観る楽しみもあります。真相は最後に明らかになりますが、実は映画の中にはヒントが隠されています。「キャビン」は、ホラー映画のファンならスルメのように楽しめる映画です。
(37歳・男性)

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